音楽

『ヴィオロンの太田、ややっの夜』@音や金時

30日はひさ〜しぶりにヴァイオリンを聴きに行きました。 西荻の「音や金時」で毎月末『ヴィオロンの太田、ややっの夜』というシカラムータ、ヴィンセントアトミカス、STOY、マサラなどでも活躍の知る人ぞ知るジプシーなヴァイオリニスト太田恵資さんのライ…

マリンスキー歌劇場管弦楽団@東京文化会館

23日は、チケットが廻ってきて、ワレリー・ゲルギエフ指揮、マリンスキー歌劇場管弦楽団によるワグナー『二―ベルングの指環』より管弦楽曲を聴いた。 リヒャルト・ワグナー(1813 - 1883)が26年を費やしたというオペラ『二―ベルングの指環』は、15時…

『2200kmを結ぶ 音祭り』

14日は、以前ご紹介した『2200kmを結ぶ 音祭り』に行って来ました。 さくら子さんの主宰するセレニティー・カウンセリングルームのイヴェントです。 我が家を出たときは曇りでしたが、大宮から約25分、宙空を走るようなニューシャトル。料金は高いけれど、…

斎藤晴彦&高橋悠治『冬の旅』@シアターIWATO

高橋悠治、古びた黒いトランクを提げて、前かがみで歩く、あの独特なくにゃりくにゃりで舞台をひと回り。グランドピアノのそばでトランクから譜面をとりだす。 スタンドランプをつけて、弾き始めたシューベルト『冬の旅』。 斎藤晴彦のバリトン歌手並の歌唱…

庭園植物記展@東京都庭園美術館

9月3日から11月6日で会期を終わりましたが、企画の面白さを記憶に留めておきたいと思います。 10月13日(木)は〜花を奏でる〜ということで、ヴァイオリンとピアノ(伴奏)のミュージアムコンサートがあり、ピアノをやっているSさんと。演奏者の小寺…

下地勇コンサート@キネマ倶楽部

6時少し前にキネマ倶楽部前に行くと、人であふれ返っていた。S子さんともうひとりのS子さんとお久しぶり〜。そのうちに子どもたちに歌やお話などたのしいパフォーマンスをしているKさんたちも来て、開場前から何だか盛り上がってきた。3年ほど前の琉球フェ…

マンハッタン弦楽四重奏団『ショスタコーヴィッチ弦楽四重奏曲』@武蔵野市民会館

16日(日)は久しぶりにクラシックコンサート。マンハッタン弦楽四重奏団の、ショスタコーヴィッチ弦楽四重奏曲1〜15番全曲演奏会に行きました。全曲演奏するのに、朝10時開始から夜10時まで、半日かかります。昼食と夕食に各75分、3時頃に30…

夜能〜『腰祈』(狂言)『大般若』(能)@日比谷シティー広場

日比谷の高いビルに囲まれた中に掘り下げられて低まった広場に能舞台は設えられていた。ここからは月は見えない。ビルの窓まどから室内の明かりがこぼれる。 会場は仕事帰りの人たちや愛好者でほぼ満席。1000人以上はいたと思う。たまたま一段高くなって…

オートバイ少女(監督:あがた森魚)

ガロに描いていた鈴木翁二と言ってもご存じない方の方が多いのではないかと思う。 私も鈴木翁二が描いていたほんの最後のほうを知っているだけなのだけれど。今まで機会があったのに、原作のイメージを壊したくなくて映画を観ていなかった。ビデオショップで…

竹鼓舌(ちこたん)ライヴ2005@護国寺同仁キリスト教会

今日はSさんのお誘いをうけて、いろいろな竹の楽器(竹笛、竹弦、竹鼓、竹太鼓、竹琴)やパチカ、カスタネットなどの打楽器を駆使して、エスニックでポップなオリジナル曲を奏でる竹鼓舌(ちこたん)という8人編成のユニットのライヴに行った。 グループを結…

友川かずき@東中野ポレポレ座

友川さんのライヴは久しぶりです。お酒を飲みすぎてステージに上がる友川さんは恐いのであまり前には行きません。でも、この日は映画の前に、何年ぶりかに美術評論家のヨシダ・ヨシエさんにおめにかかったとかで、ゴキゲンでした。友川さんが絵を描いている…

『モスクワ郊外の夕べ』

『THOSE WERE THE DAYS』(邦題:悲しき天使)の原曲? 『モスクワ郊外の夕べ』作詞 :マトウソフスキー、作曲:セドイ http://www.geocities.jp/machi0822jp/mosukuwa(音楽が流れるまで、少し時間がかかります)

喜怒哀楽?な一日

7月17日(日)は竹田賢一・大正琴即興独弾こなきじじぃのくりごとよげん[児啼爺的繰言預言]に行って来ました。キッドアイラックアートホールは明大前徒歩2分、小さな細長いビル。ギャラリーがあるというのでちょっと早めに行きました。 高間筆子という大正期…

『福島泰樹短歌絶叫』@スターパインズ・カフェ

9日土曜日は吉祥寺スターパインズカフェ『福島泰樹短歌絶叫35周年記念コンサート第3弾、寺山修司23回忌追悼/望郷』に行きました。開演時間前に来れば座れるといわれていたので、7時10分ほど前に着いたけれど、すでに、ほとんど席はなく、ホールの一つだけ空…

サキソフォンジャム集団『ZACZAC』〜α派放出

昨日はちょっと、遅刻して近くの大学のメディア論前期最終講義に潜り込みました(笑) 藤村匠さんの曲を藤村さんの指揮で演奏。ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、9名のSAX奏者とギター、キーボード。 演奏後の藤村さんの説明によると、「モ…

『日本国憲法』監督:ジャン・ユンカーマン

DVDを購入して、はじめて観たのは、通してではなく、途切れ途切れ、だいぶ前になります。今回見直して、だいぶ見落としていたことに気付きました。 そのことに気付かせてくださったさくら子さんに感謝。 冒頭のソウルフラワーユニオンの『戦火のかなた』はい…

コクシネル〜消失と明日への詩&サイケデリックサウンド

7月2日、3日はFさんと、久しぶりにライヴに行きました。 2日はめったにライヴをしないコクシネル(+割礼)@吉祥寺スターパインズカフェ 野方摂さんのぶっきらぼうで無表情な歌い方は、上手いとは言えない。歌詞も聞き取りにくい。たぶん、声帯は弱くて、…

『ジェリー』監督:ガス・ヴァン・サント〜命のゆらめき

(ネタばれあり) コロンバイン高校に材をとったカンヌ映画祭パルムドール、監督賞W受賞作『エレファント』でその名前を忘れられないものにしたガス・ヴァン・サント監督作ということで、吉祥寺バウスシアター爆音レイトショーに行って来ました。通常の映画…

シーサイ『インティライミ』(太陽のまつり)

一時期、フォルクローレに凝っていた時期があります。シーサイのライブを聴いたのはずいぶん久しぶりです。すっかりメンバーが変わっています。彼らはエクアドルから来たグループなので、日本人と結婚しないかぎりビザの関係で、母国に帰る必要があるためメ…

久保田巧ヴァイオリン・リサイタル

29日(日)の午後は新所沢の松明堂音楽ホールでバッハの無伴奏ヴァイオリンを聴きに行きました。久保田さんは1984年ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人としてはじめて優勝するなど国際的に活躍するヴァイオリニスト。曲目は 無伴…

友、遠方より来る〜ゆらゆら帝国

大阪のコアな音楽ファンのFさんが上京して、25日は念願の『ゆらゆら帝国』のライヴ渋谷AXに行って来ました。オールスタンディング。開演少し前に会場に入るや、後ろまでびっしり、熱気むんむん。空気が薄い。酸欠しそうで外の空気を吸いにまた出る。 少し…

ドキュメンタリーDVD〈兼子〉監督:渋谷昶子

柳兼子は87歳まで演奏活動をしたアルト声楽家。DVDのなかには18曲が収録されていますが、とりわけ着物を着て、ピアノにつかまりながら、ドビッシーの『ハバネラ』を歌う83歳の銀髪の兼子。独自の歌唱法で、突き抜けるように響く声、みごとな堂々とした…

 「絵巻 山中常盤」牛若丸と常盤御前ー母と子の物語

岩波ホールで一週間だけ特別上映されている羽田澄子監督のドキュメンタリー映画『絵巻 常盤御前』を観に行った。久しぶりの岩波ホールはやはり、過ぎた年月を感じさせる。クッションがだいぶ痛んできたようで、座布団がくくりつけられてあった。 途中から聞…

入学式の季節

昨日の朝は東京は、つめたい雨が降っていました。4月でも毎年、こういう日があるものですが、入学式という人も多かったのではないでしょうか? 我が家でもKの入学式があり、同伴しました。入学式って、いろいろですね。 おかげさまで短い間でしたが私もとて…

夢見るように歌えば〜父と子「家庭」からの逃避。

25日(金)は久しぶりの銀座に出ました。夜8時からのベリーダンスとギターのライヴに行くためですが、その前にシネスイッチで『ビヨンド・THE・シー』を観た。 1950年代後半から60年代にかけて、アメリカで活躍したエンターテナー、ボビーダーリン…

『瀧口修造:夢の漂流物』

少し前になりますが、19日土曜日、急遽世田谷美術館の『瀧口修造:夢の漂流物』に行きました。なぜ、急遽かというとこの日に高橋悠治のミニライヴがあるというのを知ったからです。着いたのは2時少し前、我が家からは遠い。というより出るのが遅い(爆)。…

スカンディナヴィアン・フォーク『frifot』

音楽を通じて知り合ったYさんから、スウェーデンの『フリーフォート』というグループのCDを送っていただく。未知の音楽だが、美しい透明感のあるボーカル、しかしとても力強い。懐かしさと温かみを感じさせるメロディー。3人の混声合唱に加え、演奏楽器は、…

『夢二のテーマ』ーウォン・カーウァイは清順ファン?

ネット注文して中古を180円で買いました。送料340円。得したような損したような(笑) 梅林茂作曲。http://www.diana.dti.ne.jp/~motriz/ume.html 『夢二のテーマ』が違うバージョンで3曲入っています。『一輪の花』という別タイトルのナタリア・イザ…

潮田益子ヴァイオリン協奏曲

久しぶりに駅ビルのCDショップに行きました。ピリスのモーツアルトとヨーヨー・マの『オブリガードブラジル』をチェックするためです。やはり、どちらもなかった。お店が小さいので仕方ないですね。前はもっと大きいCDショップが駅の反対側にあったのに、今…

シュニトケ『チェロとピアノのためのソナタ』

シュニトケ:チェロ協奏曲/静寂の音楽/チェロ・ソナタ(クリーゲル/ザールブリュッケン放送響/マルクソン)アーティスト: クリーゲル出版社/メーカー: Naxos発売日: 1999/01/01メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るもうひとつ。友人に薦められて聴い…