竹鼓舌(ちこたん)ライヴ2005@護国寺同仁キリスト教会

今日はSさんのお誘いをうけて、いろいろな竹の楽器(竹笛、竹弦、竹鼓、竹太鼓、竹琴)やパチカ、カスタネットなどの打楽器を駆使して、エスニックでポップなオリジナル曲を奏でる竹鼓舌(ちこたん)という8人編成のユニットのライヴに行った。
グループを結成してからほぼ20年、メンバーは若く、意欲的な演奏だった。

手作りの楽器がなかなかユニーク。さまざまな太さや長さの竹の筒を立てて並べて、その上をスリッパで叩く竹鼓。竹を木琴のように寝かせて、並べて木の枠に吊った竹琴。竹の筒に皮を張ってアフリカのトーキングドラムのように片腕で抱くように木の棒で叩く竹鼓。ジャンベ風の竹太鼓。太い竹を共鳴胴にして弦を張った竹弦。
欠点は微妙にそのときの季節の温度湿度に音色が影響を受けること。気温が高すぎるとスプレーで水を撒いて調節することもあるとか。竹が割れることもあるので、補修もかなり必要のようだ。
インドネシア、信州、中国、アイヌ、スペイン、アフリカなどそれぞれのリズム、メロディーをベースにしたオリジナル曲。
竹は世界にある木だからだろうか、それぞれの国の音楽が違和感なく溶け合い、心地いい。
インドネシアをモチーフにした曲は、祭礼を思わせ、つかのま映画「モスラ」の村気分。
両手に持った紐で繋いだ二つボールのような玉をはじくパチカ、フラメンコのカスタネット、などの打楽器の使い方も効果的でとても印象に残った。





護国寺同仁キリスト教

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アレクセイさんの批評

「インテリげんちゃん」の凡庸さについて ―― 高橋源一郎に見る、文学者のホンネ」
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「『敗戦後論』批判」 加藤典洋について
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笠井潔が、真に望んだこと。――往復書簡『動物化する世界の中で』に見る、笠井潔の欺瞞性 」
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「空虚に巣食う魔 ―― 笠井潔と『空の境界』」
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仮面ライダーSPIRITS! ――わが胸に受け継がれし魂 http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/kamenrider.html

高橋源一郎 『朝日新聞』での大西巨人著『構図・インコ道理教』評 http://book.asahi.com/review/TKY200510040257.html