2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『日本の悲劇』監督:木下恵介

(映画の内容にふれています) 私の知っている木下恵介作品といえば、代表作といわれる『二十四の瞳』やTVでの緻密な心理描写で描かれるヒューマニスティックなホームドラマだったのだが、ホームドラマとは、程遠い。 戦後、戦争で夫を亡くした女が二人の子ど…

『子供たちの戦争』小田実:著

最後まで読み終える本がなくて、読み散らしてばかりの今日この頃。 久しぶりに読んだ7つの掌編からなる連作小説。 ずいぶん昔に「何でも見てやろう」を一気読みしただけで、小田実の小説は初めてです。 こんなにいい小説を書く人だったのですね。 子どもは、…

特措法案の参考のために

紛争処理にあたった経験から。 興味のある方は、ぜひどうぞ。 ・伊勢崎賢治の15歳からの国際政治学 ー番外編ー緊急インタビューその1 “政権とったらISAF参加発言”をどう考えるか その2 日本の特性を生かした国際協力のオプションとは? ・日本ほど国際紛争…