『2200kmを結ぶ 音祭り』

azamiko2006-01-19

14日は、以前ご紹介した『2200kmを結ぶ 音祭り』に行って来ました。
さくら子さんの主宰するセレニティー・カウンセリングルームのイヴェントです。
我が家を出たときは曇りでしたが、大宮から約25分、宙空を走るようなニューシャトル。料金は高いけれど、遊園地の電車みたいで、ちょっと遠足気分♪
終点内宿はかな〜りローカル。
冬の大気もひんやりと、高い建物がないので、遠くまで見渡せて、なんだか平地に降り立った気分です。
直行バスで、会場の県民総合センターについた頃には、雨模様。
熱心なファンが座席指定をめざして開場前から行列ができはじめました。
用途に応じて多面的に使えるように設計された近代的なホールは六角形のすり鉢状になっていて、底面の部分には座布団のかぶりつき特別席もありました。
開拓者
宮古島出身の下地勇さんは宮古島の言葉(下地曰く、ウズペキスタン?かカザフスタン?)でオリジナルの歌を歌うシンガーですが、この日はソロということもあって、いつもとはちょっと趣が違い、バラード調の曲が多く、静かに、野太い声が迫ってきます。
タイトルの2200km というのは埼玉と宮古の距離のこと。


地元出身の下館直樹さんもギターソロを主体に、独特なキャラクターと歌で会場をあたたかい雰囲気に包みました。
一番後ろで聞いていたので、ちょっと、MCが聞き取れなかったのが残念。
彼の(下地曰く)つかみドコロのない、遠くを見つめているようなキャラクターはとってもいい感じ。
カタルーニャの伝承曲のギターソロはさすがに腕に覚えのあるギタリスト!
ドラムとベースとのセッションではアコースティックギターのよさが伝わってきました。

会場一体となった川口佳楠さんの指導のもと、ボディーパーッカション重奏で心と身体とあたまをやんわりほぐし、最後はお待ちかね合同ZUMIセッション。
下地さんの『わいどー』ってほんとうに元気付けてくれる曲なんです。
まさか、ここでお目にかかるとは、昔なつかし、色とりどりの紙テープが乱舞、客席、ステージからも飛び交い、『2200kmを結ぶ 音祭り』はスタンディング&踊って終演となったのでした。


会場では、さくら子さんが沖縄を旅したときに知り合ったという『手織り舎すずめ』のひとたちの辺野古の米軍基地移転に反対して座り込みを続ける地元の人たちへの支援としてつくられた『たんすにジュゴン*1』(すばらしい、ネーミング!)も売られていました。
フクギや月桃で染められた草木染めに豆乳でジュゴンの絵を描いた茶巾袋に衣類の脱臭や台所のお掃除に重宝する重曹が入っています。
予約しておいたのに、忘れてきてしまった。(とっておいて〜)
写真も撮り忘れたし・・・(^-^;

心と身体を元気にしたい。遠くの人とも仲良くなりたい。という思いで、手づくりのコンサートにこだわってきたさくら子さん、出演者、それを支えるみなさん。
ごくろうさまでした☆



#包み焼きピザ MISHIMA CAFE@吉祥寺

*1:辺野古は世界的絶滅危惧種ジュゴンも生息。軍港になることによって辺野古ジュゴンも住めなくなることが心配されています。