2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『さよなら ナム・ジュン・パイク展』@ワタリウム美術館〜大いなる遊び

「キャンドルTV」 ろうそく以上にろうそくを語り、TV以上にTVを語る。 古びたからっぽのTVの匣のなかに火をともした一本のろうそく。 炎を揺らめかせながらそこにある。 TVは、遠いものもすぐ近くにあるかのように、映像とみるものとの距離を感じさせない、…

ペンギンたちいっせいにさけぶ17時 恋人たちの去ったケープタウンに

だんだんお家が遠くなる

16時を過ぎるてもまだ冷め切らぬアスファルトをゆるゆると飼い主に連れられて歩く真夏の忠実な犬たち。 彼らは足の裏をひりひりと焦がしながら、傾ききらない陽射しの中を繋がれながら歩いている。 ときどき見あげる視線は歩みの遅い愛犬に気遣いを見せる飼…

目の前にジェリーを頭の中にシェリーを

この言葉はBEEさんから拝借した彼女オリジナルの格言です。 ガスヴァンサント監督の映画のタイトル『ジェリー』は、生死の境目で友を失う物語であり、『シェリー』とはエルメスギャラリーに展示されていた『天上のシェリー』からです。 少女シェリーはビルの…

暑さと空虚さと

亀岡(京都)−奈良ー伊勢志摩をめぐり、19日に帰宅しました。 後半、伊勢志摩では雨が降って涼しい時もありましたが、真夏の京都、奈良は、とっても暑かったです。 観光だからこそ、余計に暑さを感じたに違いありません。 暑い、暑いといいながら観光している…

[本]『日本という国』小熊英二著、理論社

今年の8月は、例年になく戦争についての思いにかられます。 世界に広がる暗雲、米軍再編が頭を離れないからだと思います。61年前の敗戦の数日前、人々の気持ちはどんなだったのだろうか。 戦争が終わるなんて、思わないまま必死で生きていたのではないか、…

生きてま〜す!(^-^/

また、また更新遅滞で、それでも見捨てずお越しくださったみなさま、 ほんとうにありがとうございます。m(_ _)m 8月6日の長野県知事選挙での田中康夫氏の落選はとても残念でした。 田中康夫はとても戦略的な人だと思います。 彼が郵政民営化に反対した元自民…

グランカナリアフィルハーモニー管弦楽団@武蔵野市民文化会館

オーケストラを聴くのに、ちょっと前すぎかと思ったものの、生はやっぱり前がいい(笑) コンサートマスターのヴァイオリンがとてもよく聴こえました。 指揮者のペドロ・アルフテル・カーロは35歳。 コンサートマスターもモーツァルトのクラリネット協奏曲を…

NHKドキュメンタリー

他のブログでNHKドキュメンタリーについてコメントしたことから、訪問してくださった方もいらっしゃるようですが、ブログにはとくに触れていませんでした。7月23日放映された「ワーキングプア 〜働いても働いても豊かになれない〜」をご覧になった方も多いと…

くじ運

とうとうトースターがおかしくなってしまいました。 5分タイマーをかけても、パンに焦げ目がつかないのです。 ずいぶん、酷使しているからな〜。 パンだけなら、まだしも、グラタン、焼き鳥、うなぎ、おもちやゆでたトウモロコシを焼いたりと毎日フル稼働。…

祭りの季節

今年こそは、ねぶた祭りに行きたいと思っていたのに、計画だおれになってしまいました。