入学式の季節
昨日の朝は東京は、つめたい雨が降っていました。4月でも毎年、こういう日があるものですが、入学式という人も多かったのではないでしょうか?
我が家でもKの入学式があり、同伴しました。入学式って、いろいろですね。
おかげさまで短い間でしたが私もとても楽しませてもらいました。
満員バスに揺られて会場に着いたのは5分前でしたが、照明の落ちたステージには御簾が掛けら、それを通して向こうからは、ディジュリドゥ、スチームドラム、パーカッション、ドラム、ジャンベ、キーボードなどの生演奏が出迎えてくれました。特に、アボリジニーの楽器ディジュリドゥは広い講堂にこだまして、ちょっと暗いジャングルにでもいる気持ちにさせてくれましたよ。もともと無国籍風のこの手の音楽が大好きな私はK以上にこの雰囲気になじんでしまったようです(笑)。川の流れをイメージしたと思われる銀色の流線を描いた黒いカーテンがステージの後ろに下がっているのも印象的でした。
学長の式辞も美術大学らしいものでした。この21世紀は戦争、テロ、地域紛争の時代である。 この世紀をどうしたら芸術の世紀に変えられるか。「造形」というものの果たす役割を考えていってほしい。建築学科の教授の祝辞のなかでは、子どもの環境が著しく壊れている。今までは、外あそびをする友だちがいないとか、遊べる時間がないというようなものであったのが、子どもにとって最も大事な家族が壊れてきている。人を知る機会が極端に減っている。最近最も心打たれたこととして、卒業式で答辞を読んだ卒業生が「先生を苛めないで」と列席した教育委員会に訴え、在校生に向かって「何かにおかしいと感じたら、声をだしてほしい。周りの人に伝えてほしい」と語りかけた。その言葉を新入生のみなさんも同じように受け取ってほしい。と。
補欠の補欠で入学式4日前に入学が決まって、入学当初は劣等感を抱えていたたという今は広告業界で活躍、数々の賞を受賞している卒業生代表の祝辞も後輩たちを力づけるものでした。
式の最後はサックス奏者梅津和時、ギター、ボーカル、タイロン橋本も登場、再びバンド演奏。
梅津ファンの私は久しぶりの生演奏、思いがけないプレゼントに嬉しくなってしまいました。
演奏の後の拍手の後には、今度は梅津さんやバンドの人たちから「入学おめでとう!」と新入生たちに祝福の拍手を。バンド演奏の中三々五々退場。もう少しそこにいて聞いていたいくらいでした(笑)
会場を出ると雨は上がっていて、晴れた空に木立が枝を高々と伸ばしています。
1時間半ほどでしたが、思い出に残る式でした。緊張気味だったKも式のあとには緊張も解けたようです。