2005-01-01から1年間の記事一覧

袖摺りあうも他生の縁

毎日暑いですね。こう暑いと電車に揺られているうちにうとうとしてしまいます。先日も電車に乗ってつい寝過ごしてしまい、終点から折り返してしまいました(笑) 折り返して、降りるべき駅を通るならいいけれど、終点からべつの線に乗り換えなければいけなか…

9条を世界へ!

友人から送られてきたメールです。主旨に賛同し転載します。 - 9条を世界へ!「グローバル9条キャンペーン」 8/15に9条をサポートする世界同時意見広告を出そう! - ■世界に誇るべき9条 日本人にとっての平和の誓いであり、かつて侵略したアジアの人々に…

友川かずき@東中野ポレポレ座

友川さんのライヴは久しぶりです。お酒を飲みすぎてステージに上がる友川さんは恐いのであまり前には行きません。でも、この日は映画の前に、何年ぶりかに美術評論家のヨシダ・ヨシエさんにおめにかかったとかで、ゴキゲンでした。友川さんが絵を描いている…

『17歳の風景〜少年は何を見たのか』監督:若松孝二〜もがれた翼

母を殺した17歳の少年が自転車で日本海べりを北上。少年の言葉はほとんどありません。少年の吐息と車輪の音。脇を通り過ぎる車の音、波の音、海鳥のなき声などが重なります。風景は渋谷の雑踏、延々と続くアスファルト、海岸、波の中を突き進む砂地だった…

[映画]『ライフ・イズ・ミラクルズ』監督:エミール・クストリッツァ

エミール・クストリッツァ監督作品は今まで『アンダーグラウンド』『ジプシーのとき』『白猫・黒猫』を観ていますが、走る、転がる、飛ぶ、落ちる、壊す、ぶつかり合う、この摩訶不思議さは日本映画の伝統に最も遠いのでは。 ジョニー・デップ、フェイ・ダナ…

翼の回復

29日(金)はポレポレ東中野で整理券を入手してから銀座シネスイッチで旧ユーゴスラビア出身の監督エミール・クストリッツァの新作『ライフ・イズ・ミラクルズ』を観ました。その後、ポレポレ東中野で映画『17歳の風景』、音楽を担当した友川かずきさん…

靖国参拝のアンケートから思ったこと

先日友人から転送されてきたメールに民主党が靖国参拝についてのアンケートをとっているので参加してほしいとありました。http://research-dpj.com/index.html 民主党支持者ではありませんが、靖国参拝に対しての賛成が多いことにおどろき! アンケートに答…

『1000年刻みの日時計 牧野村物語』監督:小川紳介

もう、残念としか言いようがありません。どうしてもっと早く観なかったのかと後悔しています。 24日日曜日の15:30からの上映は『1000年刻みの日時計 牧野村物語』の後編で、前編はすでに終わっていました。そればかりではなく、この日でneoneo座…

レオノール・フィニ展@Bunkamuraザ・ミュージアム

こちらは『雑巾ダイアリー』のyukari57さんが書かれているのとリンクします。レオノール・フィニの絵を見たのははじめてです。電車の広告に展覧会のポスターの『守護者スフィンクス』を見たとき、強く惹かれるものがありました。どこかでよく似た絵を目にし…

夏休み帳の苦い思い出

今は、もうないんですね。夏休み帳。これは自慢でもなんでもないのですが、8月31日に夏休みの宿題をかたずけるのにタイヘンだったという記憶は私にはありません。性分というか、教師のいうことに従順だったというだけのことなのですが。夏休みの初め、7…

半獣身の涙

昨夜は、アテネフランセで『最後の庭の息子たち』というボリビア映画を観てきました。このことは、またいずれ書くことにして、さくら子さんが『はるのかんたんふ』で夏休み帳について書いていらして、そのいかにもさくら子さんらしい内容に子どもの一生懸命…

無言館に関するページ

キッドアイラックアートホールは無言館、信濃デッサン館と繋がりがあります。うらたじゅんさんのサイト http://www.ne.jp/asahi/jun/urata/mugon.htm旧日本兵「無言館」戦没画学生の美術館 http://blog.kingdom.or.jp/darumaeringi?day=20050528上田 無言館 …

『モスクワ郊外の夕べ』

『THOSE WERE THE DAYS』(邦題:悲しき天使)の原曲? 『モスクワ郊外の夕べ』作詞 :マトウソフスキー、作曲:セドイ http://www.geocities.jp/machi0822jp/mosukuwa(音楽が流れるまで、少し時間がかかります)

いい湯だな~♪

参考tosukinaさんがめぐられた秘湯 湯栄館(湯の倉温泉) http://homepage3.nifty.com/hokahoka-yu/miyagi/yueikan.html須川温泉http://www.tim.hi-ho.ne.jp/uukako/sukawa.htm新潟県 雨飾温泉 雨飾山荘 http://www.mountaintrad.co.jp/niigata/ama/amakazar…

喜怒哀楽?な一日

7月17日(日)は竹田賢一・大正琴即興独弾こなきじじぃのくりごとよげん[児啼爺的繰言預言]に行って来ました。キッドアイラックアートホールは明大前徒歩2分、小さな細長いビル。ギャラリーがあるというのでちょっと早めに行きました。 高間筆子という大正期…

オリオン座といわれた天才たち

みなさま、おひさしぶりです。 アクセスしてくださってありがとうございます。 ブログ放置状態になってしまいました。 今日は東京地方、すこ〜し涼しいですが、お元気ですか。 暑さのせいにするつもりはありませんが、招待券をもらっていたのに、小林古径展…

『福島泰樹短歌絶叫』@スターパインズ・カフェ

9日土曜日は吉祥寺スターパインズカフェ『福島泰樹短歌絶叫35周年記念コンサート第3弾、寺山修司23回忌追悼/望郷』に行きました。開演時間前に来れば座れるといわれていたので、7時10分ほど前に着いたけれど、すでに、ほとんど席はなく、ホールの一つだけ空…

ひとりの修羅

またまた、少し前のお話になります(^−^;

サキソフォンジャム集団『ZACZAC』〜α派放出

昨日はちょっと、遅刻して近くの大学のメディア論前期最終講義に潜り込みました(笑) 藤村匠さんの曲を藤村さんの指揮で演奏。ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、9名のSAX奏者とギター、キーボード。 演奏後の藤村さんの説明によると、「モ…

『日本国憲法』監督:ジャン・ユンカーマン

DVDを購入して、はじめて観たのは、通してではなく、途切れ途切れ、だいぶ前になります。今回見直して、だいぶ見落としていたことに気付きました。 そのことに気付かせてくださったさくら子さんに感謝。 冒頭のソウルフラワーユニオンの『戦火のかなた』はい…

星にねがいを☆

曇り空の向こう、天の川を渡って、ふたりは出逢えたでしょうか?さくら子さんが『はるのかんたんふ』で映画『日本国憲法』の感想を書かれていますので、私も、もう一度DVDを観て、そのことを少しまとめたいと思います。

ガチンコトーク@ポレポレ東中野

若松孝二監督映画『十七歳の風景』の公開を記念して、若松孝二が10代と語る会。 10代限定。映画もトークも無料です! 司会は7月6日、13日は山田広野 7月16日は宮台真司(都合により変更になった模様。山田広野さんの司会ということです)お近くにお…

コクシネル〜消失と明日への詩&サイケデリックサウンド

7月2日、3日はFさんと、久しぶりにライヴに行きました。 2日はめったにライヴをしないコクシネル(+割礼)@吉祥寺スターパインズカフェ 野方摂さんのぶっきらぼうで無表情な歌い方は、上手いとは言えない。歌詞も聞き取りにくい。たぶん、声帯は弱くて、…

消失と彼方への歌

しばらくご無沙汰している間に、7月、今年も半年経ってしまいましたね。 2日ほど降り続いた雨も止んで、今日は蒸し暑い一日になりそうです。

[映画][雑記]『阿賀に生きる』『阿賀の記憶』『SELF&OTHERS』監督:佐藤真〜映画的愉悦

『阿賀の記憶』を最初に観た時にこのじんわりと満たされる気持ちはなんだろう。これをどのように表現したらいいかと思っていた。 先日、近くの大学のメディア論の授業*1で、詩人の鈴木志郎康氏が数本のフィルムを上映、お話しされたのをきいていて、言葉では…

世界は人の内にある

今日は、先日観た映画と金曜日(24日)に聞いた詩人の鈴木志郎康さんのお話について書いておこうと思います。

Reading Baton

「最後に買った本」という項目が「好きな作家」の前にあったようですので付け加えておきます。誰かがどこかで意識的か無意識的か、落としたのかもしれません(笑)。ネット注文で 『クラウド・コレクター―雲をつかむような話 』著者 クラフト・エヴィング商會…

『失踪日記』著:吾妻ひでお〜見え隠れするリアリズム

ららさんが雑巾ダイアリーで紹介されていたコミック。 面白いですよ〜。お奨め! 冒頭に「このマンガは人生をポジティブに見つめ、なるべくリアリズムを排除して描いています」ーリアルだと描くの辛いし、暗くなるからね。 とありますが、ほんとうは深刻なお…

[本]Reading Baton

思いがけずもid:ADabikoさんよりReading Batonをいただきました。ありがとうございます。 本はあまり読んでいないんですが・・・(^−^; a.. お気に入りのテキストサイト(ブログ)アンテナに入っているサイト。その他訪問してくださった方のサイト、ブログ…

『ジェリー』監督:ガス・ヴァン・サント〜命のゆらめき

(ネタばれあり) コロンバイン高校に材をとったカンヌ映画祭パルムドール、監督賞W受賞作『エレファント』でその名前を忘れられないものにしたガス・ヴァン・サント監督作ということで、吉祥寺バウスシアター爆音レイトショーに行って来ました。通常の映画…