詩・短歌

『福島泰樹短歌絶叫』@スターパインズ・カフェ

9日土曜日は吉祥寺スターパインズカフェ『福島泰樹短歌絶叫35周年記念コンサート第3弾、寺山修司23回忌追悼/望郷』に行きました。開演時間前に来れば座れるといわれていたので、7時10分ほど前に着いたけれど、すでに、ほとんど席はなく、ホールの一つだけ空…

『何が私をこうさせたか』金子ふみ子 著

大杉栄や幸徳秋水を知っていても、朴烈を知る人は少ない。伊藤野枝や管野須賀子は知っていても、金子ふみ子を知る人は少ないと思う。私も同様。tosukinaさんから紹介された金子文子の手紙を読んでいなかったら、たとえ、我が家の書庫の隅っこに埃を被って積…

お題『雨』

最近の枡野浩一好きくない 好きだったあのころ雨だったあの日(azamiko) 枡野浩一のかんたん短歌ブログに投稿予定。

真鶴の五月の海は神々の祝祭 きみと聴く〜シチリアーノ

はなちゃんはキッチンがすき 若竹くぐる風に撫でられ逝きました。

Mさんの愛犬はなちゃん死す(合掌)

炎上のインターネットの向こう側 つばめひとひら四月の空に

19日のコメント欄の末尾にアレクセイさんが投稿してくださった「なぜ人は、無用・理不尽な強制まで、喜んで受け入れるのか?」は、ご本人もお書きになっているように国旗国歌に反対する」をめぐって10』が満杯になったために反映されなかったものを、私か…

ガラス窓の向こうはゆれて春満ちる 花粉は小さな罰でしかなく

父と飲むコーヒーのあたたかさ サン・レミ療養院の人に似て 

mさんへ

日を浴びてアイリス一輪公園の午後母の車イスを押す

Sさんへ

黒瀬珂瀾(くろせからん)さんの短歌

http://www.kurosekaran.com/ 酸漿(ほほづき)の一輪白くうつむけるままに優しく知る海開き 体当たりしてゆく友を追ひかけて幾万本のひまはりのなか 妹の水着はいつも濡れてゐて炎天に渡りゆく潮溜り あの人の玉なる声をかき消して夕立ふればそののちは蝉い…

詩のボクシング

ところで、話は変わりますが、TVって観ますか?NETの報道ステーションとニュース23は比較的観ていますが、他はあんまり観ません。ネットやっていることが多いからですね(笑)。それで、どんな番組が面白いのかさっぱり分からないのですが、先日、番組欄…

自作短歌(^−^;

制服の胸ポケットにしまわれた夢ひからびぬよう アリアを歌え イイギリの滴り落ちる血の果実彼岸参りの月もてなさむ 夕刻に花弁ほどかれし白薔薇のアンモナイトの囁きを聞く 偽れぬこころの重さ一抱え花芯をつつむうすももチューリップ 夏の午後死体を埋めし…