黒瀬珂瀾(くろせからん)さんの短歌

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酸漿(ほほづき)の一輪白くうつむけるままに優しく知る海開き
体当たりしてゆく友を追ひかけて幾万本のひまはりのなか
妹の水着はいつも濡れてゐて炎天に渡りゆく潮溜り
あの人の玉なる声をかき消して夕立ふればそののちは蝉

いかが?どれも、ステキな歌でしょう?
#アップの猫は母のところによく来ていた‘ゆきちゃん’です。いつも、ガラス窓のむこうからじっと見つめていました。