だんだんお家が遠くなる

azamiko2006-08-31


16時を過ぎるてもまだ冷め切らぬアスファルトをゆるゆると飼い主に連れられて歩く真夏の忠実な犬たち。
彼らは足の裏をひりひりと焦がしながら、傾ききらない陽射しの中を繋がれながら歩いている。
ときどき見あげる視線は歩みの遅い愛犬に気遣いを見せる飼い主に精一杯の返礼をしているようにもみえるのだが。
早くお家に帰りたい・・・きっと私と同じことを思っているのではなかろうか。