アルヴォ・ペルトの『アリーナ』

azamiko2006-06-09



紗羅さんお薦めネット注文していたアルヴォ・ペルトの『アリーナ』がやっと手元に届きました。
注文したつもりで、ウィッシュリストに入ったままだったのにきづいたのはだいぶ経ってから。
少し前には、古澤巌と高橋悠治のコンサートで聴いたラベルのツィガーヌを聞きたくて、ネット注文したのに、店頭で目にしたときに、買ってしまいました(爆)


ペルト: アリーナ
音楽も出会いだとつくづく思います。
『アリーナ』は、いつか出会えるだろうと思っていたガス・ヴァン・サント監督の『ジェリー』の挿入曲でした。
夜と朝の間で、ゆるゆると昇る太陽。
明るみかけた地上は氷原のようであり、しだいに、砂上であることが分かるのですが、そこをゆるゆると歩くふたり。
生と死の線上を歩くふたりの若者。
ふたりはひとりになり・・・。
その映像と音楽は宿命的な出会いであったと思います。
その映像に衝撃を受けた私もいつかきっと出会える音楽として、この日を待っていました。
『ジェリー』について以前書いた感想