2008-09-11 そっと背中を 詩・短歌 手のひらに輝けるもの玉虫の アストライアの遣わせしもの 腹ばいになってごらんよ草原にそっと背中をなでてゆく風 うすらかにほこり被れるデスマスク天衣を纏うそのひとの面 白浜の朝顔咲けり深き蒼海のあおさに融かす夕暮れ 炎天は明るい地獄でありて鳴かねばならぬ蝉の声する #アタラシイ矢印ヲ。PHOT BY MS.BEE