2008-07-02 ■ 詩・短歌 夏うさぎ群れて駆けゆくさみどりの滑走路につづく草原の波 日没のあわい静かに融かしつつ古き鉄棒夏草に埋もれつ 驟雨去り廃園に風立ちぬ濡れ縁に落ちるハナモモの音 夏帽の飛ばされてゆく幹線道路母の意識は朦朧とせり #ゼリーの風 PHOT BY MS.BEE