ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団@上野文化会館

24日は ゾルタン・コチシュによる指揮とピアノ。
コチシュは1952年生まれ。
ハンガリーフィルの音楽総監督として、年齢的にも最も精力的に活動している時期なのかもしれない。
楽団のレベルをチェックするために、楽団員全員を覆面でテストしたという。
ピアニストで指揮者といえば、アシュケナージを思い起こしますが、「バレンボイムのよう・・・」という声も。
指揮をしながらのピアノ演奏は見ているとミスタッチしないかと、ちょっとはらはらしますが、完璧な演奏だった。
チャイコフスキーの悲愴が、こんなにもパセティックだったとは・・・。
スラヴ行進曲、ハンガリー舞曲の民族系もさすがに、迫力に満ちた質の高い演奏だった。
東欧の楽団は質が高い上に料金が安く、今聴き時ではないかと思います。



チャイコフスキー:スラヴ行進曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲4番 ト長調
チャイコフスキー交響曲6番ロ 短調 「悲愴」
〈アンコール〉
ブラームス;ハンガリ舞曲集より1番
ベルリオーズ:ラロッツイ行進曲