うたの日@渋谷クアトロ

オールスタンディング覚悟で行った渋谷クアトロ
6回目を迎える沖縄の「うたの日」に、東京でも24、25日第一回「うたの日」が同時開催された。
クアトロでは異例なことに、中央のフロアは、全面椅子が置かれていた。
電話で椅子は何脚出すのかと2度も問い合わせたせいだろうか(笑)?
沖縄では戦時中、踊ること歌うことが禁止されていたという。
それでもがまの中で、歌い、踊り勇気づけあったという。
沖縄の慰霊の日(沖縄の終戦日)の翌日を「うたの日」として、毎年BEGINが中心になってコンサートが開催されている。
東京の出演者は、下地勇、イノモト、向井秀徳遠藤賢司
三宅島のことばで歌う下地さん、「いばんつがらからぴらす舟(狭い道から繰り出す舟)」が心に響いた。
イノモトさんの気持ちのいい声。宇宙を歌うナチュラルな詩。
かつて、女性のシンガーソングライターの多くが、女であることにこだわり歌をつくり、歌っていたが、彼女の歌を聴いていてすでに、そういうスタンスで、歌をつくる人は少ないだろうと思った。
ZAZENBOYSの向井秀徳氏。刺激的なメッセージ性の強い歌詞が繰り返される。ギターの爆音。ソロとは思えない迫力。
アンプの上に乗って、アンプをゆさぶるのでスタッフがヒヤヒヤ。
♪産声上げた赤ん坊も繰り返すだろう諸行無常・・・
♪冷凍都市から猫町


ここで、沖縄と交信。沖縄の会場に集まった人たちの歓声が聞こえる。
1万人以上が宜野湾の炎天下の海浜公園に集まっているという。
こちらも精一杯エールを送る。


トリは何年ぶりかで聴く遠藤賢司。激唱。
向井氏に火を注がれたのではないか。一緒にライヴをする予定とか。
とてもパワーフルだったのに、年をとったと感じた。
観客に聴かせようというより、歌うことの比重が自分にあるように思えた。
カリスマにならないでほしいと思う。
♪ドしろうとは、すっこんでろ!!
この絶叫の歌、なかなかよかったです(笑)
亡き母を歌ったピアノ曲エンケン独特のとても美しいバラードだった。
最後は「東京わっしょい」(エンケンの歌)を全員で。





#大阪ジャンジャン横丁