イマイアキノブ『ノゾキカラクリ』
ネット注文していたイマイアキノブのCD『ノゾキカラクリ』が届く。
http://imaiakinobu.at.infoseek.co.jp/top.html
渋さ知らずのドキュメンタリーフィルム『行方知れズ』の中で歌っていた愛を歌った歌は入っていなかった。うぅ・・・残念!
でも、期待していたとおり私好みです。これをなんと説明していいのか。究極的な私的世界・・・ガロ的とでも言おうか。
好みがあると思うのであまりお奨めはできませんけれど。
フュージョンというくくりになるのだろうが、歌としてはブルースっぽい。
『怪獣の唄』などは初期のブランキー・ジェットシティーを思わせるものもあるが、破壊的ではなく、むしろ耽美的な色彩。
劇画的演劇性を感じさせるのはタイトルからも想像できるとおりでしょうか。
ジャケットの中にはちょっとスズキコージ風の自作の絵が描かれていて、架空社から絵本『山のスカブラ』も出しているとのこと。
- 作者: 今井章信
- 出版社/メーカー: 架空社
- 発売日: 1998/07
- メディア: 大型本
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石の花 詞、曲:イマイアキノブ
石の花 何処に咲く
沈み込む 深い赤
犬の鼻 天を向き
嗅ぎ分ける 蜜の味
僕ら陽が昇るまではいる
日が沈み ここに来る
石の花 何処に散る
老い人の 腹の脇
石の花 何処に咲く
沈み込む 深い赤
参加ミュージッシャンは船戸博史(Bass)、ハラダジン(Bass,Harp,Recorder)、つの犬(Drumus,Percussion,)、坂本弘道(Cello,Musical saw)、関島岳郎(Tuba,Trumpet)、中尾勘二(Tormbone)、林栄一 (Sax)知る人ぞ知るひとくせふたくせあるメンツ。
場所は奥日光がいいかナ。
山から霧が降りてくるような朝、木々はやわらかな光を浴び、硫黄の匂いはかすかに、誰もいない露天風呂でこころとからだの芯まで温まる。小鳥も鳴いているだろうか。
今年は花粉の飛来もすごいらしいですね・・・怖。
花粉の罰くらいは受けなくっちゃとも。
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