2009-07-19 名古屋を旅す 詩・短歌 初夏(はつなつ)の予熱のごとくしづもれるガラスの中に『未青年*1』序文*2は ビル街に観覧車をまわしグダグダの夏がはじまる名古屋Lovely 出所したばかりとふ老人に時刻(とき)を聞かるる出来町あたり 街なかのホテルの窓はふさがれて無数の窓が夕陽を返す *1:春日井建第一歌集 *2:三島由紀夫による