山下洋輔NEWカルテット@西国分寺いずみホール

azamiko2007-10-22



山下洋輔以外は、ドラムの小笠原拓海23歳、アルトサックス米田裕也24歳、エレクトリック・ベース柳原旭25歳という2005年に結成された若いユニット。
柳原と小笠原は洗足学園大学ジャズコース、米田は国立音楽大学、ジャズオーケストラのコンサートマスタとして、ジャズコンサートに優勝、最優秀ソリスト賞受賞という経歴。
山下洋輔がユニットを組むことからも、若い彼らの実力がなみなみならないことが分かる。
事実、すばらしい演奏だった。
特に、小笠原のドラムソロ!
山下洋輔のピアノも乗っていた。


しかし、なにか物足りない。
JAZZがよく分からないせいなのかもしれないとも思う。
それでも、先日体験したKAIBUTSU (原田依行p、ルイス・モホロdr、ヘンリー・グライムスb、トリウタン・ホンジンガーcel、トビアス・ディーリアスsax、)LIVEとは明らかに違うと感じるものがある。


内から湧き上がるもの。
汗と血の迸りのような・・・。

キャリアの長い彼らと比較するのは可哀想というものですね。
9月に国立の一ツ橋大学の兼松講堂でNEWカルテットにテナーサックス川島哲郎、トロンボーン松本治が加わった編成で聴いたときには、少なくとも感じなかった物足りなさだからこそ、余計に思ったのか・・・。


次回聴くときをたのしみにしています。