2007-04-03 野を駆ける 詩・短歌 ・野を駆ける子羊のごときトイプードルも桟橋を行く曳かれながら ・振り向けば航路のかなた揺らめいて高層ビル群桜開花日 ・プラットホーム肩掛けカバンが食い込んで別れた友の言葉を思う ・かすかすの林檎食べつつ思い出す遠ざかるマンハッタンと波にゆれ ・土屋文明を知らずして短歌を詠んでいけないわけではあるまい