[美術][街・お店]木村伊兵衛のパリ@エルメスギャラリー

京橋から銀座に出て、松屋から歌舞伎座方向にある、いつも立ち寄る『クレムリ』でマロンショコラサンデーを食べ(シンプルなソフトクリームがいちばんおいしいです)、エルメスに。
銀座では、2mほどのツリーが通り沿いに植えられています。


ショッピングをするわけでもないのに、8階にあるエルメスギャラリーに上るためには正面玄関から正装した若い男性にドアを開けてもらわなければならなくて、いつも恐縮してしまいます。
店員たちの丁重な接待の声の中(これまた恐縮)、ディスプレイされた店内を横切って、一番奥のエレベーターに直行。

木村伊兵衛のパリ』は1954−55年に撮られた作品で、
空気の粒子までも撮っているというか、パリの霧の風景は特に魅かれるものがあります。
パリの下町の風景、俯瞰した街や建物の佇まい。
使用カメラはライカ
ギャラリーは天井が高く、圧迫感がないのがとてもいい。贅沢なギャラリーですね。
展示方法もちょっとユニーク。
数点が畳一畳ほどに拡大されて壁に展示されているほか、目線より低い位置に少し見下ろす角度で立てられているのは誰もが撮った写真を眺める角度なのでは?
1月21日まで。