[雑記]一面、曼珠沙華

azamiko2006-09-25

日曜日は秋晴れのいいお天気。
家にいるのがもったいないなくて、3時すぎに西武池袋線高麗駅から徒歩10分曼珠沙華の群生地に行って来ました。
ここ高麗の地は1200年前、朝鮮より渡来してきた人びとが、蛇行した高麗川の水を利用して、水田を開いて、水田耕作の高度な技術を伝えたといいます。
彼方のほうは宅地化が迫っていますがひと昔前のなつかしい、のどかな田園が見渡せます。
高麗川に沿って、一面の曼珠沙華は茎のみどりを際立たせ、花弁を開かせています。
もともと自生していたのに加え、球根を植え、観光化したようです。
駐車場も完備、入場料200円。
行ったのが遅かったせいか、入場料は徴収されませんでした。


小学生のころ大阪から沼津に引っ越して、田畑が珍しく通学路の行き帰り、ある日一斉に、水田の土手に曼珠沙華彼岸花、秋花)が火のように燃える花を咲かせていました。
あの時の感動と、線香花火を逆さまにしたように凛と咲く彼岸花を思わず、手折ろうとした時、「取ってはダメ!」「不吉な花だからダメ!」と言う言葉をいつも思い出します。
彼岸に咲く花だからでしょうか?
火のような、血のような赤い色が不吉さを感じさせるからでしょうか。
あのときの感動と禁忌との複雑な感情はこの日の彼岸花にはありませんでした。


と、秋空に誘われて出かけたのですが、家に帰って何気なく、カレンダーを見たら、松明堂ギャラリーでの友川かずきの個展&ソロミニライヴがある日だったのです(泣)
頭脳警察、ドラムの石塚俊明も出演の予定。
がっかり・・・。
このところ、予定していたことをしょっちゅう忘れます。危ない・・・(-_-;
個展は27日まであるので、行く予定。
忘れないように書いておこう。