ほんやら洞〜時よおやすみ

ほんやら洞

国分寺駅南口の左に坂を下って2分。
坂の途中に蔦の絡まったちょっと薄暗いほんやら洞がある。
ここは70年代にメジャーで活躍、アングラの女王、ライヴハウスの女王といわれたフォークシンガー・ソングライター中山ラビさんのお店。
坂の途中にあるので、ビルの地階にあたるけれど、道路からすると地上にあたる。もう少し下った右手の角には村上春樹の『ピーターキャット*1』という店もかつてあったらしい。
昼間はカフェ。夜はカフェバー。カウンターに8人。テーブル席に15人ほどの小さいけれど、レトロな独特な空気を漂わせたお店。
ほの暗さがなぜか落ち着く。
いかにも芸術家たちがたむろしていそうなところなので、入りにくいという人も多いけれど、気軽にどうぞ。
メニューのカレー、スパゲティー、マーボー丼、クッキー、ブルーベリーアイス、コロッケ、サラダドレッシングなどすべてラビさんの手作り。
特にカレーはインドの料理人からアーモンドパウダーを使った本格的なレシピを伝授されているのを目撃。
私はランチに明太子スパゲティー&サラダ、コーヒー¥900というをよく戴きます。
ネルドリップの高価な豆の五番町ブレンドはとても美味しい。
半端なことで妥協しないのがラビ風。
昼間は主に若い女性(ほんやらガールス)のシフト。
ときどきラビさんも手作り品を持って現れる。
週末の夜に行けばラビさんに会えるはずです。

*1:店名に間違いがありましたので訂正しました