ルネ・ラリック アールヌーヴォー〜アール・デコ

azamiko2006-01-06

元日には湿性花園近くの箱根ラリック美術館に。
ルネ・ラリックは19〜20世紀にかけて、宝飾、ガラス工芸、建築装飾を手がけた工芸作家です。
シンプルで洗練されたフォルム、飛翔するもののデザインが好きです。
香水瓶を多く手がけ、香水の売り上げを驚異的に伸ばしたという。
ギリシャ神話やジャポニズムの影響を受けた花鳥風月をあらわした作品。
『孔雀』のランプシャードはあたたかい灯りを広げている。
丸い底面に流麗な女神のような裸像の刻まれた乳白色のガラスの器に弾かれました。
この美術館2005年3月に開館したばかり。入館料1500円はちょっと高すぎる。
箱根プライスということでしょうか。
セレブな雰囲気を狙った美術館という感じです。
敷地は広く、庭はまだ未完成な趣。
粘土質が溶け出したのか黄色い池が気に入りました。
春にはあの池にカエルの卵がたくさん、なんてステキだ。
目黒の庭園美術館にもルネ・ラリックの建築装飾作品があります。

併設されているカフェ・レストランLYS(リス)はガラス貼りの芝生に面した店内。
ロケーションのよさ、雰囲気、味もお奨めです。