田中康夫と新党日本

5日に書いた『選挙に行こう〜選挙たん♪』は6日に書いたものです。
稚拙な歌だけでは、ロムしてくださった方に申し訳なく、かといってエントリーをたてる余裕もなかったので、5日に載せてしまいました。

ところで、すでに『kitanoのアレ』のエントリーを読まれた方も多いと思いますが、『田中康夫は毒まんじゅうを食ったのか?』は私が感じていたことをとても上手く書いてくださっているので、一部引用させていただきます。一部ですみません。是非、本文を!

言っていることには筋が通っています。だけど田中さんを支持していた人の一部からは、こういう声も聞こえてきます。「田中康夫毒まんじゅうを食ったのではないか」と。

たしかに、田中さんは毒を食らったのでしょう。おいしそうに「いただきまーす」と言って。

けれど、私のみたところ、田中さんはその程度の毒で倒れる人ではないのではないようにも見えます。というのも、田中さんの長野県の県民や役人とのつきあいを見ていると、ずっと毒まんじゅうを食べてそれを力に変えてきたという姿を見てきているからです。田中さんは知事になってから毎日毒まんじゅうたちを食べながら、のエネルギーを借りて改革を進めてきた。

むしろ毒が田中の中で“血清”になっているのではないか、とさえ見えなくもありません。

毒をもっている人の力を使って改革するのが田中さん。毒を全部“粛清”して反対派を全部駆逐して自分一人で自称「改革」を進める小泉。どちらが政治家として戦略的か、賢い人は容易く判別できるのではないでしょうか。


小泉首相は民営化→首切りというシナリオを描いています。そこが新党日本との政策の大きな違いのように私には見えます。新党日本の田中代表は「長野県での実績は、財政再建と雇用の確保は、両立できることを実証しました」と言いました。(8月31日NEWS23党首討論) 

現実に長野県で言ったことを実現してきた実績のある人の言葉には説得力があります。地方議会に首長を送っても、出版やゲームの規制などロクでもない実績を作る一方で財政再建という“結果”を出していない東京都や神奈川県との違いを感じます。*11

8月30日の衆議院選の公示日に各地から横須賀に集まった人のなかにいらした長野から来たNさん、田中康夫についての評価が分かれましたね。私が戦術的と言ったのは、上に引用したkitanoさんの書かれている戦略的と繋がります。上手く言えませんでしたけれど(^−^;



竜安寺の蹲

*1:長野県は青少年保護育成条例が存在しない県ですが、他の都道府県よりも凶悪少年犯罪が激増しているという事実は確認できません。むしろその逆の結果なら確認できます