じわじわと・・・。

政治的なことはひいてしまうという方も世の中、なんとな〜くイヤーな雰囲気を感じている方はけっこう多いんじゃないでしょうか?なんかいいことないですよね〜、やっぱ。
埼玉県の教育委員についてのメールを友人から受け取りました。
知事が、次期県教育委員として「新しい歴史教科書をつくる会」元副会長の高橋史朗氏を20日の県議会に提案し同意を取り付ける意向だということです。http://www.geocities.jp/saitamakyoiku/
東京の教育現場が、今や戦時下といわれるように、日の丸・君が代を徹底させるため、それに従わない教師たちを大量処分していることは、ご存知の方も多いと思います。
式典での君が代を歌う音量までチェックしているという笑い話のような笑えない事実もあります。
本来、愛国心というものは日の丸・君が代の強制によって生まれるものではなく、身近な人や社会とのかかわりの中から大事にしたいと思うものが育まれるところからしか生まれないのじゃないでしょうか?
日の丸・君が代に違和感はないけれど、強制し処分するというのはおかしいと考える方も多いと思う。
君が代・日の丸はほんの一例に過ぎず、もっとも、やりやすい教育という場から少しづつ少しづつ私たちのの自由は冒されていっているように思えてなりません。
日本の北朝鮮による拉致問題に対して、中国、韓国など周辺国家が冷淡なのは、ひとつには日本の国内で先の戦争に対しての反省がまるで感じられないような首相が靖国神社を公式に参拝したり、日の丸・君が代の強制の問題、教科書問題があるからなのではないかと思ってしまいます。「拉致、拉致というけれど、日本はどれだけのことを周辺国にやってきたのか」という憤りが公式にはでないけれど内心はあるのじゃないでしょうか。
拉致問題を解決するにも、日本という国の将来を考えても当然、中国や韓国周辺諸国の協力・協調は不可欠であり、アメリカに依存して、力で解決しようとする今の体制ではなく、周辺諸国と信頼関係を築く中からし拉致問題解決もないのではないかとおもえてなりません。まずは国内ですすめられている強権的な動きを変えていかなければいけないはずです。
埼玉の教育委員の問題は、ただひとつの県の問題に終わらないのだと思います。