[社会］［雑記］神奈川１１区横須賀から

このところ、人さまのコメントと引用とで「人のふ〇ど〇で・・・」状態（＾−＾；
でも、今日は８月３０日のことを、少し書いておこうと思います。選挙の公示日ですね。このトンデモ解散選挙で７７０億円がつかわれるそうですが。
８時１０分に家を出て、横須賀に向かいました。横須賀ははじめてです。小泉首相の選挙区神奈川１１区。京浜急行横須賀中央駅東口駅前に着いたのは意外に早く１０時１５分。新宿から横浜まで３０分の湘南ラインに上手く乗れたのが大きかった。今までは接続が悪かったので、ほとんど利用していなかったのですが。
時間があったので、近くの文房具店で紙とマジックとのりと鋏を買って、石のベンチで持参の団扇にメッセージを書きました。
「生かそう　九条」個人名を書いたら選挙違反なんですって。
天木さんは１０時４０分ころ、ビールケース２個と黄色い布に手書きで書いた幟をもって、現れる。１１時から第一声の予定に集まったのは報道陣も含め５０〜６０人。１０時４５分、時間がもったいないと第一声。途中、なれない若い運動員がおじいさんに、なにやら怒鳴られていたのが、気になっているのが、聞いていてよくわかった。聴衆の一人がおじいさんを宥めに入り、天木さんの演説も復調。
本番１１時。聴衆も増え、遠巻きに聞く人も含め１００人くらいに。
イラク戦争に反対してレバノン大使を離職することになった天木さんは話すことは慣れていても、政治の世界は素人で、今回の選挙も公示日数日前に、出馬表明。運動員は息子さんとお連れ合いと１〜２名の運動員。応援も断り、選挙費用はすべて自己資金。カンパも受けない徹底ぶり。選挙事務所には椅子すらまともにないと聞きました。

小泉純一郎の無風と言われた神奈川１１区の有権者にどれだけ天木の主張が伝わるかということの出馬だったと思います。
http://amaki.voicejapan.net/index.html
天木さんの主張は特別なことは言ってはいません。ごく、当たり前、誰もが願うこと。公務員というくびきから逃れ自由にものが言えるようになって、世界の状況に対し、止むに止まれぬ気持ちで出馬されたのがわかります。

その後、そこに集まった人たちと近くのカフェで懇談、意見交換。遠く、名古屋、山梨、長野などから来た人、ニューヨークから来て、今日帰らなければいけないというお坊さんもいました。初対面なのにすぐに話がはずみます。こんな会話って、しばらくしていなかった。
この日は午後６時に横須賀港前でも演説するとのことでしたが、しゃべるだけしゃべって、しゃべり足りないくらいだったけれど、寄るところがあったので、帰りました。

これを書いている今もＴＶで自民党の選挙公報でさかんに郵政民営化を唱えています。３４０兆円と言われる郵貯・簡保が民営化されれば、金利の高い米国債に資金が流れ、戦費に使われるというのは妥当な予想であり、専門家も指摘していることです。郵政民営化は小泉からブッシュへのプレゼントと言われるのはあながち穿った見かたでもありません。

ところで、私はもちろん、運動員ではありません。また、組織されたサポーターでもありません。個人のブログは公職選挙法に規定がないということです。

【訂正しました】解散総選挙でかかる費用。