商いについて〜ささやかなことですが。

で、ビデオを返却に行って、その顛末(笑)
応対した店員(女性)に『夢二』が観れなかったというと、店の奥に持って行って、「お店のビデオデッキではちゃんと観れます」というのです。
「それなら、見せてください」と店の奥にいこうとすると、店長(男性)が奥はダメだといいます。そこで、ビデオデッキを店の奥から店内にもってきて、店にあるDVD専用の画像に繋ぎました。
そのとき、「これはVHS用ではないので、下の方に線が入りますが」と言って、写した映像は、とても暗くて観れるようなものではありませんでした。
「これで観ろというんですか?」と言うと、「ちゃんと、奥では観れました」と繰り返します。
「家のビデオデッキは古くありませんよ」事実、3年も経っていないし、録画は別のデッキを使っているので、再生専用にしています。最近はDVDで見ることも多く、使用頻度も決して多くありません。
この間、隣の店長は私に一度も目をくれることもなく、お客をさばきながら、店員に「観れたんだろう?ビデオチェックにすればいいじゃん」と言っています。そんな指示ばかりするなら、権限のある自分が交代して応対すればいいのにと思いました。『ペパーミントキャンディー』があったので借りるつもりでもっていましたが、一本だけだし、これも『夢二』と同じようだったらいやだなと思ったので、
「『夢二』は一本しかないし、ビデオも古く、耐用を過ぎているのだと思いますよ。こちらの『ペパーミントキャンディー』も同じようだと困るけれど問題ないかしら?」と言うと、
「ビデオに問題があれば、前に観た人からクレームがきて、チェックするので問題はないと思います。クリーニング用のビデオを無料で貸します」(デッキに問題があるといいたいの?)と言って、『吠える犬は噛まない』の延滞料金と『ペパーミントキャンディー』のレンタル料金を要求しました。家に帰って、『夢二』の料金を返金してもらっていないことに気付きました。小額ではあるけれど、筋を通したくて、店に電話。さきほど応対した店員に代わると消沈した声で、
「返金はできないので、次回無料券をお渡しします。さきほどは対応が悪くて、申し訳ありませんでした」と謝りました。
店員(たぶんアルバイト)を責めるつもりはありません。店の客への対応マニュアルがおかしいということです。
(以下は蛇足ですので、読まなくていいです/笑)
客としては、観たくて借りたビデオが観れなかった上に、ビデオデッキに問題があると思われ、待たされ、電話をしなければならなかった。次回行く時にも嫌な思いをしなければなりません。お店にとっては、本来店がチェックしなければならない観れないビデオをチェックしてもらったわけです。こういう嫌な思いをするから、観れなくても黙って返却してしまい、いつまでも観れないビデオが置かれたままになるのではないか。お店の信用に関わるというのに。
店員は奥のデッキでは観れたと繰り返していた。ほんとうに観れたのだろうか。店の奥で確かめたかった。とても、映像も音声も料金をとって貸す代物ではなかったのに。もしも、そういうふうに接客するように言われているのならば、それこそ問題だ。料金先払いのシステムで、観れたのに、観れなかったと返金を要求する客がどれだけいるというのだろうか。万一、お店の奥のビデオデッキが高感度でほんとうに観れたのだとしても、店で繋いだた画像ではとても観れるようなものではなかったのだから、その時点で観れないビデオとして対応するべきだ。家庭用のデッキで見れなければ何の意味もないのだから。
このレンタルショップの別支店で以前借りた時、やはり、期限内に観れなくて3日ほど延滞して返却したことがあるが、高い延滞料を取られた上に「期限内に返してください!」と横柄な態度で言われあっけにとられたことがある。延滞料金をとって商売をしておいて、貸してやっているというような態度。今どき、公共の図書館で無料で図書やCDを借りても、遅れたからと言って、他からリクエストが入っているならばともかく、期限に返せと言われることはない。案の定、数年で閉店したが。
と、少々エキサイトした一日でした(笑)。


【訂正】
先日tosukinaさんへのレスで6,7月の日本民藝館柳宗悦展で『兼子』の上映がある旨を書きましたが、平成16年の催しでした。
年度を確かめず、はやとちりしてしまいました(^−^;
同じように喜ばれた方、ほんとうにごめんなさい!またの機会を楽しみに・・・。

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