あるフェミニスト〜田嶋陽子さん

もう一週間前になりますが、13日(日)は、以前お話したあるフェミニストによる『韓国映画はどうして面白い?』に出席。銀座の韓国料理店でお茶とお菓子とを戴きながらの会でした。あるフェミニストというのは↑田嶋陽子さんです。
みなさんは田嶋さんにどのような印象をおもちでしょうか?
もう、14〜5年前になるでしょうか、田嶋さんがいろいろなメディアに登場する前に田嶋さんのフェミニズムの講座を受けたことがあります。そして、その圧倒的なキャラクターで語られるフェミニズムに当時衝撃を受け、ずいぶん影響もされました。
みなさんの中には、TVでの怒りを爆発させる印象や政治に関わっていたことなどから、マイナスイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は田嶋さんの少女のような純粋さや探究心、弱い立場の女に寄せる思い。田嶋さんの人間的な魅力に魅かれているので、時に(?)過激におもえる言動や一部だけを報道したメディアによって誤解されるのをいつも心配しているひとりです。
この日の会を知ったのは、田嶋さんの政治的な活動もサポートしている友人からで、不思議なことに彼女とは交流が途絶えていた間にお互い田嶋さんの影響を受けていたという過去があります。

この日の参加者は友人、知人を含めて約30名、男性2名、20代〜60代の女性たち。
田嶋さんも嵌っているという韓国映画、とくにヨンさまブームに代表される恋愛ドラマ中心のお話しになりました。参加者の自己紹介。中には明日から韓国に飛び、ヨンさまが映画の撮影のために宿泊しているホテルに滞在するのだといっていたヨンさまファンの俳優さん〈♀)もいらっしゃいました。残念ながら、参加者と田嶋さんが交わすドラマの知識がまるでなかったので具体的に分からなくて書けません。
田嶋さんによるとヨンさまブームに代表される韓国ドラマは現実の生活の中での男と女の関係の中にはないコミュニケーションのあり方がとくに中高年の女性の癒しになっているのだろうと語っていました。
映画の中ではキスシーンさえほとんどなく、見つめあっているシーンが非常に長い。
映画でセックスシーンを描いたら、もうそれ以上はなく、それでおしまいになってしまう。
見つめあうだけでエクスタシーをえるものなのだとも。なるほどね(?)・・・如何でしょう?
相手の気持ちを汲み取ろうとすることが見つめ合うということになる。そして、相手のいった言葉を自分なりに解釈して相手になげ返している。(『冬のソナタ』のヨンさま)
そして、すべて結婚以前の物語であるということ。田嶋さんは英文学者ですが、英文学の世界でも女性を描いたもののほとんどは結婚以前のものだとか。女の物語は結婚してしまったら終わってしまう。最近は結婚以降の作品も増えてきたが面白くないのだとも。
冬のソナタ』のヨンさまがなぜあれほどの人気をかちえたかといえば、現実の男と女のコミュニケーションにないものだから。如何ですか?みなさん!
事前に、私の観た映画をメールしたら、どれも未見で、近くのレンタルショップで探したけれど、なかったので、『子猫をお願い』をDVD購入、ごらんになったとか。胸が潰れる思いがするといわれていた。
「ああいう映画どこで観るの?」
今度面白い映画があったら、お教えしましょう。
殺人の追憶』も観たいと言っていらしたので、DVD購入まですすめてしまったけれど・・・。田嶋さんの映画評を聞きたい。
『下女』についても聞きたい(笑)。

#ぼけててごめんなさい!
携帯で撮っているのでいつも写真がぼけているのは気にはしているのですが、人物なのでことに気になりますね。(^_^;