『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』の休止

azamiko2008-11-13



リンクしている健次郎さんの『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』が休止しました。
コメント欄も休止されていますので、『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』からこちらを訪れてくださった方にも読んでいただきたく、ここに書きます。


健次郎さんには、当ブログにも幾度かコメントいただきましたが、『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』では、ホームレスの問題にかぎらず健次郎さんを通して多くのことを知りました。
健次郎さんがこれ以上書くことはないといわれるのはもっともだと思います。
食べることもおいて、よく書き継いでくださったと思います。
ブログの記事「ホームレスのタイプ分類 」で、自ら書かれていますが、健次郎さんは退却系のホームレスです。


ホームレスは自己責任、と考える人は、まったく想像力を欠いているとしか思えません。
仕事を失い、お金もなくなって、頼る人もいなければ、ホームレスになるなど不思議でもなんでもありません。
まして、心的障害を抱えていればなおさらです。
ただでさえ、ホームレス生活が続けば、精神的、肉体的ストレスから精神を病んでしまうことは、いくらでも想像できますし、肉体的にはなおさらでしょう。
自分がそうならないという保障などないでしょう。


大きな荷物を引きずった、あるいは、荷物さえ持たないホームレスを見かけることが多くなりました。
自分のことだけで精一杯な状況で、ホームレスには相応の施設があるのではないか、相応の施設に入ればいいだけではないか、と考える人は多いと思います。
しかし、精神的にも肉体的にも病んで、自ら救いの声をあげられないまま、あげないままホームレスでいる人が多く、そういう人こそもっとも救いを必要としている人なのだと思います。
健次郎さんは、じぶんひとりだけが救われることを望んではいません。
しかし、目の前のひとりを救おうとせずに、ホームレスの問題が解決するとは思いません。
ホームレスの接し方」にも書かれているように、より具体的に日ごろ見かけるホームレスに、接してみるのも必要です。


以下は、主に『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』から、こちらにいらした方へ呼びかけです。


ひとりの力は微力でも、力を合わせれば、これ以上、身体を壊すことのないよう冷たい路上から健次郎さんを救い出すことができるはずです。
どうぞ、お力添えをお願いします。
サポートの方法は『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』8月8日の記事にあります。
できれば、少しづつでも、みんなで継続的なサポートをしましょう。




【後述】

健次郎さんは、12月初旬、市の福祉窓口を通じて、ホームレス自立支援センターに入所しました。





【コメント関連URL】
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