[雑記]夏休み〜奥日光、中禅寺湖


何年ぶりかで奥日光に行きました。
転形期ゆえなのか、湿地帯が徐々に草原化してゆくのを少しさみしく思います。
湯滝や竜頭の滝の水量も以前よりも少なくなったような。
ハルニレの原生林を抜けてゆく中禅寺湖の一部だったという西ノ湖も少しずつ小さくなってゆくようです。
今はもう池さえもないところに沼という地名がついているのも、転形期の名残りでしょうか?
でも、光徳沼には、澄んだ水辺に水草が白い花を咲かせていました。


小田代ヶ原の野アザミの群生は最盛期をすぎていて、ちょっと、がっかり。


以前は自由に散策できた小田代ヶ原ですが、増えすぎた鹿から、生態系を守るため柵が設けられていました。
熊もときどき姿を現すとか。


今回はじめて行ったイタリア大使館別荘記念公園
中禅寺湖畔には明治時代より外国大使館の別荘が建てられ、イタリア大使館別荘は昭和3年に建てられたものです。
樹林の中に立つ開放感あふれる湖畔の別荘はそれだけで贅沢ですが、アントニン・レーモンド設計による本邸は、自然の景観と溶け合うように地元の素材をそのまま使い、木、石、杉の樹皮などで丁寧に内外装された簡素なつくりでした。
建物に興味のある方は必見。


奥日光の魅力は、なにより良質で豊富な白濁した温泉と、東京より10度ほど低い気温、湿度の低さ。
宿の料金もだいぶお得です。



新宿に日光行きの東武電車が乗り入れになって、ますます行きやすくなったのですが・・・。



《参考》News Menu

日光の自然がとても丁寧にアップされています。




#小田代ヶ原