公安なひとびと

azamiko2007-03-23



寒さも緩んだ21日、World Peace Now主催のデモに参加しました。


アメリカ軍のイラクへの2万人の増兵派遣を発表して以来、ますますテロ掃討を名目にしたアメリカ軍の殺戮は繰り返されています。
日本は航空自衛隊アメリカ軍の輸送、物資の運搬のためイラク派兵を延長してしまいました。
反省し、撤退することなくして、問題の解決はありえません。


日比谷野外音楽堂では、沖縄のエイサーにはじまり、奈良本英佑(法政大教授)、郡山総一郎(ジャーナリスト)、NGO各団体からのメッセージ、最後は石垣島の民謡を歌うグループ『寿』による「上を向いて歩こう」の替え歌を歌い、踊り、出発した約2000人。


しかし、なにがおどろいたかって、今まで参加したデモとは確実に違っていることがありました。
デモの出発を一段高い所から見おろすかたちで、立つ、黒とも青ともつかないスーツやらジャンパーやらを着た一団。
マスクやサングラス、ビデオカメラで撮影していたり、メモ書きしていたり、短髪の無表情の顔、顔、顔・・・・・・。
北朝鮮工作員とも見紛う公安の方々なのです。
そろいもそろって、100人くらいはいたでしょうか。
写メールしなかったのが悔やまれます。(^-^;
音楽堂の集会に入るときにも、離れた所から、公安のかたがたは入り口を取り囲むかたちで、入場者を注視していましたが、各種団体のひとびとから手渡されるチラシを受け取りながら入ったので、それほど気になりませんでした。
いったいこの方達は、何のためにこんなにたくさん集まっておられるのでしょう・・・?
今までも、公安の方々がいるのは知っていましたが、こんなに目だっていたのははじめてです。
しかも、デモ隊の横には機動隊。
いったい何のために?
しかも、デモ隊は分断され、いかにも小さなグループがデモしているように、引き離されます。
憲法で保障された届け出された集会、デモに、いったい何のためにこんなに公安がでたり、機動隊が出動したりしなければいけないのでしょうか?
税金の無駄使いもいいところではありませんか。


つまりは、集会、デモの参加者に対して威圧しようとする意図としか思えないんですね。
公安警察のデモンストレーションでしょう。
また、参加者以外、それを見ている人々に集会、デモする市民は危険な、少数者であるという印象を与えようとしているのだと思います。
これからは、できるだけ機会があればデモに参加です!
日本は確実に警察国家になっていると実感した一日でした。