消失と彼方への歌
しばらくご無沙汰している間に、7月、今年も半年経ってしまいましたね。
2日ほど降り続いた雨も止んで、今日は蒸し暑い一日になりそうです。
コクシネル〜消失と明日への詩&サイケデリックサウンド
7月2日、3日はFさんと、久しぶりにライヴに行きました。
2日はめったにライヴをしないコクシネル(+割礼)@吉祥寺スターパインズカフェ
野方摂さんのぶっきらぼうで無表情な歌い方は、上手いとは言えない。歌詞も聞き取りにくい。たぶん、声帯は弱くて、喉を痛めやすいのだと思う。音域が狭く、高音が充分出きらないので、聴いていると満たされないもどかしさでちょっと、辛くもある。
ただ、彼女の消失と明日を歌う詩『道の終わり』『FOREST OF LIFE』『少年の木』『夜の歌』『紅』などはとてもいい。詩に込めた彼方への想いがその無表情な歌い方から伝わってくる。素人っぽさがあじわいに思えてくるからふしぎ。詩を生かす曲の力が大きいだろう。厚みのあるサイケデリックなサウンドも歌唱を補っている。
割礼の宍戸幸司、山際英樹のギター、近藤達郎のピアノ、早川岳晴のウッドベースの加わったときは特にサウンドが楽しめた。
道の終わりに見つけた ひとつのナイフ
瞬間にきらめく 燃え上がるこの気持ちを背にして
ラララ・・・・・・
彼は行く 標的めがけて
命と ひきかえに
『道の終わりに』
巨大な偶像も今では
国境の消えた戦争
生の目よ物言わぬ徴よ
黄金の島が今日も日に暮れる
繰り返された 時の中で
私のほうへ駆けて来る この朝の訪れ
横たわる紅に この身を重ね
『紅』
はじめて聞いたさかなのボサノヴァっぽいポコペンのボーカルもなかなかよかった。
聴きたいライヴ。七夕には少し早いけれど、ここに書いておこう。
AーMusik 、活動していない状態なので聴く機会はないと思うけれど。リリースされなかったアルバム「生きてるうちに見られなかった夢を」をライヴで聴きたい。聴けたら奇蹟?
シカラムータ、ヨーロッパツアーから帰って来たばかり。近いうちに聴けるかな?
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